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予約していた飛行機が欠航!?この後どうすればよいの?を解説

2月の3連休はみなさまどこかへお出かけされましたか?

ニュースでも報道されておりましたが、北海道、東北地方では寒波の影響で交通機関に影響が出ました。

また、都心でも積雪の影響で羽田、成田の発着便に遅延・欠航が相次ぎました。

 

もし、あなたが利用予定していた飛行機が、欠航・遅延してしまった場合はどうしましょう?

飛行機の利用はたいてい、離島や、長距離の移動に使うことが多いと思います。

予定していた飛行機に乗れない=目的地まで行けない となることもあるでしょう。

 

お客様からもどうすれば良いのかとこのようなお問い合わせをいただきます。

①東京発札幌行きの予約をしていた飛行機が欠航した!ホテルも予約していたのに、どうすれば良いの?

②機材到着遅れで出発が遅れそう!予定に間に合わなくなりそうだけど、どうすれば良い?

③沖縄から返る飛行機が台風で欠航しそう!どうすればいいの?

 

今回は、そのような時にどうすれば良いかをご案内します。

 

まずは、①の飛行機が欠航した場合についての解説です。

 

予約していた飛行機が欠航した場合は、飛行機に乗るのを諦めるか、別の飛行機へ予約を変更する

この2つから考えます。

今回は、悪天候により飛行機が欠航となった場合のお客様を例にします。(航空会社の責任で欠航の場合は少し異なります。)

 

こちらのお客様は、東京羽田空港から札幌新千歳空港行きの飛行機が、新千歳空港の大雪の影響で欠航になってしまいました。

札幌では、学生時代の友人に会う予定でしたが、残念ながら次の機会となりそうです。

さて、ここで旅行を止めた場合、飛行機や、ホテル等の旅行代金はどうなるでしょうか?

基本的な考えは、旅行に行かない=旅行を中止する場合は、取り消し料など無しでの返金です。

通常、ホテルも飛行機も自分都合(体調不良、休みが取れなくなった、間違えて予約していた等)で取り消しの場合、取消料がかかります。

が、天候不良等のやむを得ない理由で旅行を中止する場合は、取消料を免除しますと対応することがあります。

 

予約した航空券は、旅行会社などでホテルと飛行機のパッケージプランで購入したか、ご自身で航空会社のWEBや、コールセンターで購入したかで変わります。

旅行会社のパッケージプランの航空券の場合は、まず購入された旅行会社へ「飛行機が欠航したので旅行をキャンセルします」、とご連絡ください。旅行会社側で、取消料無しで対応が出来るか確認をします。

 

航空会社から直接購入した場合は、航空会社へ予約の取消の連絡をしてください。もし、帰りの飛行機も予約している場合は、この時一緒に申し出てください。帰りの飛行機も、取消料無しでの手続きが可能です。

↓参考までに日本航空のQ&Aです。

faq.jal.co.jp

 

ホテルもご自身で予約をしている場合、ホテルへ飛行機が欠航したしまったので泊まれなくなりましたと伝えると、多くのホテルは取消料無しで承りますと答えてくれるはずです。この対応はホテルによって異なりますので、必ず確認をしてください。

ホテルの予約をインターネット上の予約サイト(楽天トラベルや、じゃらん等)からした場合もホテルへ確認した後、予約サイトにも飛行機が欠航して取消と理由を伝えると、同じく取消料無し対応となるはずです。

 

ここまでは、旅行に行かない、旅行を諦める場合の例です。

しかし、せっかく予定を合わせて当日を迎えたのに旅行に行けないのは悔しいと感じる方もいらっしゃいます。

どうしても旅行に行きたい場合は、予約便の変更もご検討ください。

 

悪天候時の予約変更は、空港にいる場合は、航空会社のカウンターで手続きが可能です。もし、空港に向かう前や、航空会社のカウンターが混んでいる場合は、WEBや、コールセンターでも変更手続きが可能です。(飛行機の欠航が多い場合は、コールセンターはとても繋がりにくいので注意してください)

予約便の変更に手数料はかかりません。空港のカウンターで手続きする時は、予約便のEチケットを提示するか、予約番号を伝え、変更希望の日にちと、便を伝えます。

コールセンターの場合は、欠航になってしまった便の予約番号や、利用日時、便名を伝え、別の飛行機に予約を変更したいと伝えれば同じ手続きが出来ます。

 

以上2つは、大規模な欠航出ない限りは航空会社の係員とやりとりをするので大変安心して手続きが出来ますが、待ち時間が長くなることもあります。

急ぎの場合は、WEBからの変更がおすすめです。

 

WEBからの便変更は、大きく分けて2つの手順があります。

①変更希望の飛行機を予約し、

②空港で変更手続きを完了させます。

新しく予約をする際に気をつけていただきたいのは、【支払い】をしないこと、変更する便は予約をした日を含め、3日以内に出発する飛行機を選ぶことです。

WEBから手続きをすると、希望便の予約後に、座席指定と支払いと画面が進んで行きますが、便の変更をするときは、座席指定も支払いもせず、予約番号が出たところまでにとどめます。支払いをしてしまうと便変更ではなく、新しく航空券を購入したことになるので注意してください。

 

WEBで新しい予約番号が出たら、この番号を控えて、当日空港で欠航した便の振り替え用に新しく予約した飛行機の予約番号を伝えて、変更手続きを完了します。

 

なお、予約した3日以内に出発する飛行機を選ぶのは、支払いをせずに予約だけをしておける期限が3日以内だからです。

便変更の手続きについては、日本航空のWEBからも確認できます。

www.jal.co.jp

この便変更の方法は、旅行会社のパッケージ航空券でも同様に変更が出来ます。

ただし、変更した後は必ず旅行会社へ連絡を忘れずにしてください。

 

次の解説は、飛行機が遅延しそうな場合についてです。