飛行機は長距離の旅行の際には大変便利な交通手段です。
飛行機は高い!のイメージはもはや過去のもので、国内にジャンボジェットが導入され、飛行機の利用が大衆化された後、LCCが就航したことで、安く飛行機の利用が出来る時代になりました。
とは言っても、陸路の交通手段と比べるとまだ高価なのに変わりはないでしょう。
そこで今回の記事は!飛行機利用時にお問い合わせの多い
【早く予約すれば飛行機は安くなる?】
を解説いたします!
回答はもちろん 早いほど安い!!
安い航空券はJALが「先得割引」「特便割引」、ANAが「スーパーバリュー」(2019年3月30日以前は「旅割」)と呼ばれています。
以下、JALの先得割引とANAのスーパーバリューの仕組みについて解説します。
疑問その1 どれだけ安くなるのか?
まず気になるのは、料金がいくらになるのか?ですよね。
おそらくこの記事ご覧の方はここが一番気になるところと思います。
どれだけ安くなるかは、路線と乗る日にちで異なりますので、一概には言えません。
一番安い=割引率が最も高いのが、JALのウルトラ先得と、ANAのスーパーバリュー75です。
例として、6月のある日の羽田から札幌行きの飛行機をを見てみました。
JALは普通運賃(割引無しの料金)は39,060円ですが、ウルトラ先得では8,960円となっていました。
ANAのFLEX運賃(JALの普通運賃の同じようなものだが、空席数によって料金変動あり)は、36,760円ですが、スーパーバリュー75では9,860円となっていました。
JALは普通運賃の約75%もの割引率、ANAは約60%の割引率とどちらも半額以上です!
これは買わざるをえません。普通運賃の片道料金で往復してもお釣りが出てしまうほど安いのです。
疑問その2 いつから買えるの?
これだけ安くなるなら早めに買いたいところ、ではいつから予約できるのか?
予約は半年ごとに一斉発売で、発売開始日から発売期間の便は全て予約が出来ます。
ちなみに、この記事執筆の段階では2019年10月26日分までが発売となっております。
夏休み、9月、10月の3連休の飛行機の予約も可能ですので、予定が既に決まっている場合は早めにチェックです!
例年のことなどで、おそらく2019年の7月頃には10月27日以降から2020年3月末頃までの予約受付が始まると思います。
疑問その3 予約・購入時に注意する点は?
安い物には理由がある・・・世の中のものには必ずそうなる理由があります。
安い航空券にもいくつか注意していただきたい点があります。
①予約後、期日までに支払いが必要。
②支払い完了後(予約確定後)は便の変更が出来ない。
③出発54日以降のキャンセルの場合は、取消料が半額近くかかる。
1つめは、予約後にすぐ購入手続きまでしなければならないと考えてください。料金は予約時に確定ではなく、支払い時に確定するため、予約してから1日経つと料金が変わる可能性があります。
安い航空券は、安いと思ったときが買い時です。
2つめは、便の変更が出来ないので、急な予定変更は出来ない点に注意です。
たとえば、今から10月先の予約も出来るので先に飛行機を予約しておくと、お得にもなるし、交通手段も確保できているので安心です。しかし、出発日が近づいて予定が合わなくなった時に、予約の変更が出来ない安い航空券は1日予約をずらしたり、別の時間に予約を変更することは出来ません。
確実に行くと決めて予約をする方が良いでしょう。
3つめは、購入後のキャンセル料が高額な点が要注意です。
航空券購入後にキャンセルする場合は、購入金額からキャンセル料と払い戻し手数料(430円の定額)を差し引いて返金となりますが、キャンセル料が半額相当なので、戻ってくるお金も半分以下になることがほとんどです。
注意点2と少し関係しますが、どうしても予約の変更をしたい場合は、購入済みの便をキャンセルして新しい航空券を購入して変更は出来ます。
実際には変更ではなく、再購入というイメージです。
半額のキャンセル料と、新しく購入する航空券の購入代金を併せると、多くの出費が必要になりますので、やはり予定が確定しないうちに先に購入するのはリスクが伴います。
ちなみに、先得・スーパーバリューは変更できないとなっていますが、悪天候時の変更は特例として認められていますのでご安心ください。
悪天候時の変更については、過去記事をご覧ください。
以上をまとめて考えると、
先に購入すると安いが、予定が決まらない内に予約をするのはリスクがある!
この点に気をつければお得に旅行が出来ますので、積極的に使ってみてください。
空席や、料金は以下のURLからJAL、ANA確認出来ます。