香港へ行く際に利用したキャセイパシフィック航空は、機内サービスが素晴らしいと評価されている航空会社です。私もその評価は聞いていましたが、どの程度素晴らしいのかよく知らず・・・。今回の香港旅行は現地滞在そのものも楽しみでしたが、キャセイパシフィック航空を利用する、この点でも既に私はわくわくしていたのです。
往復ともキャセイパシフィック航空を利用したのですが、往路はボーイング777、復路はエアバスA330という機材でした。
キャセイパシフィック航空は使用する機材の平均機齢が若いと聞いていたのですが、往路のボーイング機は正直「うーん、なんか古めかしい?」と首をかしげる物でした。
しかし、復路のエアバスは過去利用した航空会社の中でもトップに入るくらい快適な飛行機内でした!
今回の記事では、往復の飛行機内の様子や、搭乗手続きなどについても少し紹介したいと思いますが、メインはキャセイパシフィック航空の感度ポイントについてです。
後日、海外旅行初心者の方にもわかりやすい出国手続きから入国までの流れについてお伝えしますので、お待ちくださいませ。
感動ポイントその1 オンラインチェックインでスムーズな搭乗手続き!
オンラインチェックインは、空港のカウンターに立ち寄らずにチェックイン手続きが出来るサービスです。
今回私は、旅行会社のパッケージツアー(飛行機やホテルなどセットになった企画商品)で地方空港から参加したのですが、国際線と国内線の全区間が1つにまとまったEチケット控えを事前に貰うことが出来ました。
Eチケット控えにある予約番号を使ってオンラインチェックインが利用出来たので、荷物預け専用レーンから入り、すぐカウンターで対応してもらえました。
わかりにくいですが、この左側に幾重にも折りたたまれた列がカウンターまでの空間を埋めていました。おそらく並ぶだけで2〜30分はかかっていたかと思います。右側が荷物預け用レーンですが、ガラガラでした。
キャセイパシフィック航空は出発48時間前からオンラインチェックインが可能ですので、空港での待ち時間が気になる方はオンラインチェックインを強くおすすめします。
なお、オンラインチェックインは他の航空会社も出来るので、何時間前から可能なのかは航空会社に事前に確認するとよいでしょう。
また、オンラインチェックインとは別ですが、有料ですが事前に座席指定が出来たのも嬉しいポイントでした。
今回の往路便は2-4-2の座席配置のため、出来れば窓側の2席がほしいと思っていましたが、申し込みをしたパッケージツアーの座席は事前の座席指定が出来ず、当日指定になると聞いていました。
しかし、キャセイパシフィック航空のホームページで予約の確認をすると、有料で座席の指定が出来ました。1席の指定で1,440円ですが、4時間ほどの飛行時間で座席が同行者とばらばらになるかもしれないリスクを考えれば、そこまで高額ではないと思いました。座席指定の料金はクレジットカード払いでした。支払いにはVISA、MASTERCARDのどちらかが選べたかと思います。
感動ポイントその2 機内食が美味しい!
機内サービスの中でも期待してしまうのが機内食ですよね。
新千歳発の往路便は、離陸後30分ほとで最初のドリンクサービスとおつまみとしてピーナッツの提供がありました。
ドリンクは、オレンジジュース、りんごジュース、コーラ(おそらくダイエットコーラ)、スプライト、ビール、ワインがありますと案内されましたので、私はコーラをお願いしました。
ちなみに、アルコールも含めて全てフリーです。
離陸後、1時間半程で機内食のサービス
牛肉と野菜煮込みの餡かけ風丼か、チキン煮込みとマッシュポテトの2つから選べました。付け合わせにはパンとサラダとお水なども提供されました。
熱々で提供されるので、やけどに注意です。
食事の時のドリンクもフリーでしたので、私はビールをお願いしました。
提供されたのはスーパードライで、香港でも馴染みのデザインで売られていました。
私が選んだチキン煮込みとマッシュポテト
マッシュされたポテトはとても口当たり滑らかで、チキン煮込みと一緒に食べると程よい濃さの味付けでした。パンと一緒に食べても美味しかったです。
しばらくすると、食後のデザートとしてハーゲンダッツが提供されました!
アイスクリームはあまり食べないのですが、ハーゲンダッツのおいしさは知っていますので、これは嬉しいサービスです。聞くところによると、キャセイパシフィック航空でハーゲンダッツが提供されるのはよく知られていることのようです。
が、復路の機内食サービス時には提供されなかったので、路線によって異なるのかもしれません。
感動ポイントその3 エンターテインメントが充実
国際線機内では様々な過ごし方があると思いますが、私はひたすら映画を見る派です。
映画以外にも音楽や、ゲームも楽しめますが、この機材で驚いたのは機外カメラがあることです。
往路の機材は少し古めのモニターでしたが、復路のモニターは全てタッチパネル式で操作がしやすいのも嬉しいポイントでした。
フライトマップは、映画のつぎによく見る画面なのですが、地球儀を回すように見れるので面白いものです。
以上の他に、客室乗務員の方の対応も素晴らしかった点をお話しさせていただきます。
機内食提供時、缶ビールを受け取る際に私が余計な手を出してしまい、少しご迷惑をおかけしてしまいました。こぼしたわけではなかったのですが、中身が大きく振られて、直ぐに開けて飲めない状態にしてしまいました。
すると、「後で新しいのを持ってきます」と言って、直ぐに交換してくれたのです。
私としては、しばらく放置していれば泡が噴き出ることもなく開けられるだろうにと思っていましたが、交換していただいたおかげで直ぐに食事を楽しむことができました。
新しい物をお持ちいただいた際には、Here, you go.と私が手を差し出すタイミングを合わせてくださいました。
また同じことをやらかしたらどうしようかと思いましたが、おかげで機内も楽しく過ごせました。本当にありがたいことでした。
キャセイパシフィック航空は世界中に路線があるので、日本から直行便がない国へも乗り継ぎ便を利用して行くことが可能です。
利便性の高さと、快適な設備、そして私が今回感じたような客室乗務員の方々のおもてなしがあっての高い評価なのだろうと感じました。
他国へ行く場合や、次に香港に行く機会があれば私はまたキャセイパシフィックを選ぶと思います。
かなり偏った見方かもしれませんが、キャセイパシフィック航空は私のオススメ航空会社です!是非、一度乗ってみてくださいませ!
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