トラベルアドバイザーと旅マエ・旅ナカを考える

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飛行機が欠航したので振替をしました

7月某日

私の搭乗予定だった飛行機が欠航しました。

 

私自身、飛行機の欠航はよく当たっているのですが、欠航時の対応は慣れてきても未だに不安なことはあります。

 

そこで今回は、私が普段欠航便に当たってしまった時にしている

飛行機が欠航した場合の対応について解説したいと思います。

これからの季節、台風などで飛行機の欠航が多くなると思いますので、ぜひご一読ください。

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こんな人に読んでほしい

旅慣れていない人

飛行機が欠航してしまった場合の対応が知りたい人

飛行機が欠航したけど、旅行になんとしても行きたい人

 

 

 

飛行機が欠航した場合の基本対応

まず、飛行機が欠航してしまった場合は、2つの選択肢があります。

 

飛行機の利用をやめる

か、

別の飛行機に振り替える

です。

 

今回私が選択したのは、別の飛行機への振り替えです。

順を追って解説して行きますので、皆様も同じように手続きをしていくとわかりやすいかと思います。

飛行機の振り替え手順

まず、飛行機の振り替えについての概要を先に解説します。

基本の手順としては・・・

 

  1. 欠航した便の前後の便で、空席がないかWEBで確認する。
  2. 空席のある便を割引き無し運賃JAL系なら普通運賃、ANA系ならFLEX運賃)で予約する。
  3. コールセンターへTELし、欠航した便を予約した便に振り替えしたいと伝える
  4. コールセンターで振り替えOKを貰ったら、当日空港の有人カウンターで振り替え手続きを完了させる

 

 と進めていきます。

では、飛行機が欠航してしまったつもりで読み進めてください。

 

 振り替え希望の飛行機を予約する

 初めに飛行機の欠航がわかった段階で、早めに振り替え希望の飛行機を予約します。

 

早めに予約をするのは、多くの人が同じように振り替えの飛行機を探すので、空席がすぐに埋まってしまう可能性があるためです。

さらには、その後のコールセンターへの電話が繋がりにくくなったりするので、初動が大事です。

 

ちなみに、航空券予約時にメールアドレスを登録していると、欠航便の連絡がメールで受け取れるので、個人で航空券を予約される場合は、メール登録をオススメします。

旅行会社で予約した場合や、パック商品の場合も、航空会社のHPから予約番号を取り込むとメール登録が出来ます。

今回私の乗る予定だった飛行機は朝一便だったのですが、前日に欠航が決まり、メールでその知らせを知りましたので素早く動くことが出来ました。

 

飛行機の運行状況が知りたい方は航空会社HPか、NAVITIMEなどの一括で調べられるサイトが便利です。

www.navitime.co.jp

 

 

さて、 航空会社のHPではこのように空席状況が見られます。

予約を取るのはJALであれば普通運賃で予約をします。

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ANAならフレックス運賃で予約をします。

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これ以外の運賃では振り替えが出来ませんので注意です。

普通運賃、フレックス運賃は料金が高いので、予約をするのはためらってしまいますが、ここで予約する料金は支払う必要がありませんので安心してください。

 

 振り替え希望の便が取れたら、まず一安心です。予約をした後は、支払いや座席指定をせずにそのままにしておきます。

 

支払いをしてください、と予約後にメッセージが出ますが無視してください。

支払いをしてしまうと、高額なチケットを自己負担することになりますので注意です!

 

コールセンターへ連絡し振り替え希望を伝える 

次はコールセンターへ連絡し、欠航した便を振り替えしたいと伝えます。

この時、欠航した予約便の予約番号が必要なので、欠航したからといって元の予約を取消しないように注意してください。

欠航便が多発している場合はコールセンターも繋がりにくいので、辛抱強く電話をかけましょう。

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電話が繋がったら、欠航になった便の予約番号と、さきほど予約した振り替え利用希望便の予約番号を伝えます。

 コールセンターで、空港側に伝えておきますと回答してもらえれば、振り替え利用の手続きは9割完了です。

 

空港で振り替え手続きを完了させる

コールセンターに連絡した後、空港のカウンターで最終的な手続きが完了します。

いわゆる搭乗手続きです。

カウンターでは、コールセンターに振り替え希望を伝えていますと申し出ましょう。

振り替え予定の便を確保しても飛行機に乗る手続きが完了していなければなりませんので、時間には余裕を持って空港へ向かうようにしてください。

 

以上で、振り替え手続きは完了です!

 

振り替え便の用意 応用編

上記で解説したのは1つの例に過ぎません。

玄人の方や、上記の方法が手間と感じる方向けの応用編をお伝えします。

 

コールセンターに振り替え便を探して貰う

WEB予約をして、コールセンターに電話して、カウンターに行って・・・

はっきり言って煩わしい!と感じる方は、コールセンターで振り替え便を探して予約して貰うのもオススメです。

この方法だと手順が一つ減るのですが、コールセンターに繋がるまでに時間がかかるかもしれない点と、電話が繋がるまでの間もどんどん空席が埋まっていくかもしれないので、出遅れる可能性があります。

 

WEBで予約をして、空港で振り替え手続きを完了させる

旅行に慣れている方はこちらがオススメです。

WEB予約後にコールセンターに電話するのは、「振り替え出来ますよね?」を確認するためです。

実際の振り替え手続きは空港で完了するので、極論ですが、WEB予約後のコールセンターへのTELは不要です。

WEB予約後、カウンターへ行く

これだけで済みます。

旅行慣れしている方にとってはこの方法が馴染みだと思います。

 

全て空港で済ませる

これが一番確実で、急ぎの場合もオススメです。

特に、欠航の知らせを空港で聞いた場合は、そのままカウンターに向かいましょう。

カウンターで振り替え便の用意をしてもらえたら、チケットもその場で用意してもらえるので、後は飛行機に乗るだけです。

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まとめ 

いかがでしたでしょうか。

飛行機が欠航しないのが一番ではありますが、欠航した場合にどうすれば良いか事前に知っていれば多少は落ち着いて対応が出来ます。

欠航と聞くと予定が全て台無しになるように思ってしまいますが、旅行を継続出来ないか前向きに考えるように努めたいですね。

 

以前別の記事も書いたのですが、色んな場合を想定していたのでわかりずらかったと思います。

tabiodori.hatenablog.com

 

今回の記事は、飛行機が欠航した場合に、旅行を継続することを想定しているので、多少わかりやすく解説できたのではと思っておりますがどうでしょうか。

コメントなどでご指摘いただければ嬉しいです!!

 

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました!

 

 

 

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