こんにちは、たびおどり(@tabiodori)です。
仙台の周辺観光といえば、何をイメージしますか？
日本三景の松島や塩釜？
仙台とその周辺はスポットが多く、仙台と松島、仙台と秋保温泉の組み合わせは王道とも言える組み合わせです。
私も今回仙台へ遊びに行くにあたり、どこか新しいところへ行けないか考えていた時、
蔵王なら日帰り出来ないか？
と思いついたので、実際に行ってみました。
こんな人に読んでほしい
宮城旅行を予定している人
仙台周辺の観光で悩んでいる人
絶景を見たい人
蔵王基礎情報
蔵王は、お隣の山形ともまたがるエリアで、宮城側の蔵王エリアといえば、蔵王山を中心に宮城県南の仙南エリアにある、蔵王町、白石市、川崎町、七々宿町周辺を指すことが多いです。また、蔵王山周辺は蔵王国定公園となっています。
蔵王の中心はこのあたりです。
山形との県境にまたがっているので、宮城から山形へ通り抜け観光もできます。
今回の日帰り旅行計画の際に、るるぶなどの旅行雑誌を参考にしたのですが、宮城から山形へ抜ける道は見所が多く、ドライブルートとしても人気です。
そうした理由だからか、中々日帰りで蔵王を紹介しているものが少なく、
ならいっそオリジナルコースを作ってしまおう！
と考えて、1日がかりのドライブルートを日帰り旅行用に私がアレンジしたものです。
蔵王の見所について
蔵王の代表的な見所は、火口湖の五色沼(通称、御釜)です。火山の火口にある湖で、美しいエメラルドグリーン色をしています。
冬は樹氷が見られる場所としても有名で、雪上車にのって樹氷を真近に見に行くツアーも人気があります。
果物の生産も盛んなエリアで、果物狩りも楽しめるエリアです。
また、蔵王山の麓にある遠刈田温泉も有名で、宿泊施設の他に日帰り入浴施設もあります。
今回のルートについて
今回は仙台駅からレンタカーを借りました。仙台宮城ICから村田ICまで東北自動車道を経由し、蔵王エコーラインを進み絶景ドライブを楽しみながら山道を進みます。
今回はYou Tubeの広告で知ったたびらいレンタカーでレンタカー各社を比較して予約しました。
たびらいレンタカーは、レンタカー会社によっては別料金が必要な免責補償込み料金で表示され、料金比較がしやすいのでオススメです。
その他周辺の観光施設などを見たのち、遠刈田温泉に日帰り入浴して帰ってきました。
トータル所要時間は7時間を予定し、10時出発17時着の日帰り観光です。
それでは、実際に訪れた場所を紹介します。
滝見台
御釜へ行く道中、最初に立ち寄りたい観光スポットです。
名前の通り、滝が見られる展望台です。
場所は、蔵王エコーラインに入ってから15分ほど進むとあります。
蔵王エコーラインの入り口には大きな鳥居があります。
エコーラインを進んで行くと、左側に小さめの看板が出てきます。
この看板が見えた先、左に分岐する坂道があるのでそこを登ります。
登った先が滝見台の駐車場です。
滝見台で見られる滝は２つあります。
ひとつは三階滝と呼ばれていて、三段になっているのが由来だそうです。
が、どう見る角度を変えても二段しか見えず…雲で隠れている上にあるのでしょうか？
この右側には不動滝が見られます。
どちらも、紅葉の時期もまた美しいと評判なので、次は紅葉の時期に来たいと思います。
こちらでの滞在時間は10分ほどでした。
そして、車を再び進めます。つづら折りになった坂道が続きます。
山のふもとは曇り空でしたが、途中雲が晴れる時もあり…
次の目的地、駒草平に着く手前で青空が見えてました！
駒草平展望台
滝見台から10分ほどエコーラインを進んだ場所にあります。
高山植物のコマクサの群生地になっています。
こちらには売店と、公衆トイレもあるので御釜に向かう途中の休憩スポットとしても立ち寄りやすい場所です。
訪れた時期はコマクサの時期を過ぎていてあまり見られず、代わりに大量のトンボ（季節外れ？）が飛んでいました。写真にはあまり写っていませんが･･･。
駐車場はかなり広いです。
雲がかかっていて展望台からあまり奇麗には見られなかったのですが、落差90メートル以上ある不帰の滝も見所です。
こちらでの滞在時間は20分ほどでした。
その後、山を登るにつれてどんどん青空が！
遠くに見える飛行機雲が夏空を演出してくれます。
駒草平からさらに10分ほどエコーラインを進み、途中有料道路の蔵王ハイラインを通って山頂まで向かいます。
蔵王ハイラインの通行料は往復で540円です。
五色沼(御釜)
五色沼が今回の旅のメインです。五色沼の由来は、時間帯や角度によって見える色が変わるためだそうです。
山頂の駐車場は広く、有料道路でお金を払っているので駐車料金はかかりません。
山頂にあるレストハウスから、山形方面を眺めると、遠くの山々を一望出来ます。
レストハウスの横から坂道を登っていきます
登りきった左手に五色沼が見えてきました！
近くまで今度は坂を下ると…
なんとも美しい光景です！！
この日は天気も良く、奇麗なエメラルドグリーン色が見られました。
ハイキングにも人気のため、山登りの格好をした人達が多くいらっしゃいました。
山の上で涼しいかと思っていましたが、日差しも強くかなり暑かったので、ラフな格好よりも多少アウトドア向きの格好が良いかと思います。
御釜周辺の道はごく一部だけ整備されていて、あとは砂利道ですので、歩き慣れた靴推奨です。
帰り道はレストハウス内の軽食販売で、宮城名物のずんだ餅を頂きました。
2串で350円です。
ここでの滞在時間は50分程でした。
周辺は遊歩道があるので、もう少しゆっくり見て歩きたいところでしたが、次の予定もあるので下山することにしました。
蔵王ハートランド
御釜を後にした後は、お土産など買いに行きました。
蔵王ハートランドは、酪農が盛んな蔵王ならではの乳製品購入や、チーズ作り体験等が出来る場所です。
エコーライン途中にある遠刈田温泉から横道に入るのですが、車で10分ほどです。
店内にはクリームチーズ試食コーナーがありました。
クラッカーと合わせて味見が出来るので小腹を満たすことも出来そうです（苦笑）
岩手にある、小岩井農場などと似たイメージがありますが、こちらの方が少し小規模でしょうか。
私は訪れなかったのですが、羊などのふれあいコーナーもあるので、お子様連れでも楽しめるかと思います。
そしてドライブ最後の目的地、遠刈田温泉へ向かいます。
遠刈田温泉 まほろばの湯
遠刈田温泉郷にある日帰り入浴施設です。
日帰り入浴施設ではありますが、併設する宿泊施設もあるので泊まりもOKです。 
男女別の大浴場には、露天風呂もあり気軽に遠刈田温泉を楽しむことが出来ます。
また、露天風呂付き個室の貸し切り利用も可能で、カップルやファミリーでの利用もオススメです。
今回はここで仮眠を取るつもりだったので、個室を利用しました。料金は1室2時間で平日5,000円、土日祝日は6,000円からです。延長は1時間で3,000円です。
利用の際は電話で事前予約が出来ます。
私は1週間前に予約しましたが、当日も空きがあれば出来るようです。
和室は8畳あり、テレビ、エアコン、トイレ、洗面所、無料Wi-Fiも完備されていて、まるで旅館です。
お風呂は露天風呂で、洗い場にはシャンプー類も用意されていました。
お湯は無色透明で、硫黄のにおいなどなく入浴しやすいお湯でした。
湯上がり後もしばらくぽかぽか暖かく、秋冬の少し寒くなった時期も楽しみたいと思いました。
ここで2時間仮眠してから仙台へ向かい、着いたのはちょうど17時でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本来なら山形へ抜けることが多いドライブルートを、日帰り旅行にアレンジしての旅行でした。
見所をくまなく見て回れたのですが、時間にもう少し余裕をもてば良かったと思っています。
その反省を踏まえると
①駒草平での散策時間は30分くらい予定した方がトイレ休憩など含めてゆっくり見れた。
②御釜での散策はハイキングルートもあり、昼食もゆっくり食べる予定なら2時間取っても良かった
この2点が当初の予定とズレた点ですので、もし同じルートで行かれるなら、
レンタカーは8時間以上で借りることをオススメします。
私の体験が皆様の快適で楽しい蔵王旅行の参考になれば幸いです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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