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開催直前!ねぷた祭りの楽しみ方を紹介!

こんにちは、たびおどり(@tabiodori)です。

 

夏真っ盛りのこの頃・・・

東北地方では、夏祭りが行われています。

 

東北の夏祭りは、そのどれもが大規模で、多くの観光客が訪れる一大イベントです。

 

その中でも私のオススメは

青森県弘前市で開催されるねぷた祭りです。

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私は東北生活9年になるのですが、ねぷた祭りを毎年見に行っています。

 

そこで今回の記事は、

初めての方でも楽しめるように

ねぷた祭りはこう見て欲しい!

をまとめました

 

是非一度ご一読ください!!

 

こんな人に読んでほしい

ねぷた祭りに行かれる方

初めてねぷた祭りを見る方

ねぷた祭りの楽しみ方を知りたい方 

 

 

ねぷた祭りの概要

弘前市毎年8月1日から7日まで行われるお祭りで、市民団体などが作成したねぷたとともに弘前市内を練り歩く行事です。

大小様々なねぷたと一緒に、そのねぷたを作った町内会や、企業の関係者、組織団体の人たちが、大人、子ども、幼児も混ざって行進します。

 

ねぷたの運行ルートについて

現在のねぷた祭りは、8月1日から4日までの土手町ルートと、5日から6日の弘前駅前ルートと、7日のなぬか日ルート運行時間とルートが異なります。

私のオススメは土手町ルートです。

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ねぷた運行は道路を封鎖して行われるのですが、土手町は道幅が狭く、その分迫力あるねぷたがぞろぞろ続いて見られる様は迫力満点なのです!

 

ねぷたはここを見るべし!

ねぷたは扇形の作りをしていて、表側の絵(表絵)と、裏側の絵(送り絵)にそれぞれテーマがあります。

表絵は、三国志戦国史をテーマにした勇ましい武将たちの活躍の1シーンを描くことが多いです。太い線で力強く描かれる絵は、どれも勇将たちの迫力のある顔に注目です。

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また、送り絵は美人画として描かれることが多く、こちらも三国志戦国史美麗な女性が描かれています。

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ねぷたと一緒に運行されるねぷたには、扇形のものの他、組みねぷたと呼ばれる立体型のねぷたもあります。

これは、青森のねぶたに似ています。

変わり種のようにも感じますが、立体的な美しさもありぜひ見ていただきたいです。

 

ねぷたを見るのにオススメの場所

お祭りの際に誰もが気になるのが、

どこから見るのがよいか?

ではないでしょうか。

 

私がよく使うのはこの交差点です。

 弘前市民の方や、私より長くねぷたを見ている人からすれば、もっと穴場スポットはある!と思われるかもしれません。

しかし、この場をオススメするのには理由があります。

 

1つめの理由は、交差点になっているので、人混みが緩和されていることです。

 

ねぷたの時期は信じられないほどの人が集まります。

土手町の沿道で見るのは迫力満点ですが、人が多いと立ち見すら出来ない程になります。

初めての観光であれば、気疲れしてしまうかもしれませんので、人混みが少ないところでまずは楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

2つめの理由は、ねぷた紹介のアナウンスが聞けることです。

この広場を通るねぷたは、何回目の出場か、表絵と送り絵のテーマは何かといった情報がアナウンスされます。ただ見るだけではわからないこともしれるので、よりねぷたを深く知ることが出来ます。

 

3つめの理由は、出店やトイレが近いことです。

ねぷた祭りは19時に最初の団体が動き始め、最後の団体を見るまでだいたい2時間くらいかかります。その間に、ジュースやお酒とおつまみおやつなどを買い食いするのも祭りの楽しみです。

当然トイレにも行きたくなるかもしれませんが、近くのまちなか交流センター内に数は多くありませんが、トイレがあるので人混みの中を探しに行かなくても安心です。

 

 

このねぷたがすごい!

最後に、オススメの団体を紹介したいと思います。

個人的な見解なので、好みは分かれるかと思いますが、参考にしていただければと思います。

 

弘前航空電子(株)

弘前に工場を構える弘前航空電子は、毎年大きなねぷたで参加します。

見所は、小さな組みねぷたの仕掛けです。

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これはある年のねぷたです。

弘前市のマスコットたかまるくんをモチーフにしてかわいらしいのですが、時折白煙を吹き上げるのです!

この仕掛けを初めて見たときから、私は毎年どんな組みねぷたで仕掛けを作るのか楽しみにしています。

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弘前大学ねぷた実行委員会

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弘前大学ねぷたは、人の多さとその作成過程に特徴があります。

大学生だけでなく、大学の職員、付属小学校の生徒、その家族などかなり大所帯です。

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また、ねぷたの作成には弘前大学へ来た留学生も参加していて、津軽文化体験の一環として作成に携わっているようです。

ねぷたのお囃子は、ねぷた囃子サークルの学生が中心になり奏でています。

県外から来た学生も、お囃子を練習して参加されているようで、多くの学生にとって貴重な体験の場にもなっていることでしょう。

 

弘前自衛隊ねぷた協力会

陸上自衛隊弘前駐屯地の若手たちによる運行です。

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特徴はなんと言っても、白装束を身にまとっての剣舞です。

 

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凛とした立ち姿がとてもかっこよく、ねぷたよりも彼らを見てしまいます。

西地区ねぷた親交会

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扇形のねぷたではなく、立体の組みねぷたが圧巻です。

後ろに輝いているのが組みねぷたなのですが、一団の中でもその大きさが際立っています。

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表情だけで無く、手足の立体感など実に見事な作りです。

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その他、80近くの団体があるので、是非お気に入りの団体を見つけてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

これから見に行かれる方も、いつか行こうと思っている方にも参考になれば幸いです!

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!!

 

 

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