航空券は、一般的に早く予約購入すると安いのですが、出発間際の場合は高額になることが多いです。
そこで今回は、出発間際でも安く航空券を購入できる株主割引券と、株主割引航空券について解説します。
急に予定が決まった方や、お得に航空券を購入したい方の参考になれば幸いです。
株主割引券とは？
航空会社の株式保有者に配られる株主優待券のことです。日系大手の日本航空、全日空の株主優待券は100株以上保有で1枚からもらえ、多くの株を保有していればその分多くもらえます。
航空会社が株主に発行する物なので一般の人にはあまり馴染みがないものでしょう。
実際に私が手に入れた割引券がこちらです。
この株主割引券を使って購入できるのが株主割引運賃の航空券（株主割引航空券）なのですが、誰が手放したのか街中の金券ショップで株主割引券が販売されているため、誰でも株主割引航空券の購入が出来ます。
（厳密には記載されている割引きコードがあれば誰でも購入が出来るため、株主に限った物ではないと言えます。）
株主割引運賃の航空券とは？
株主割引は、全路線、全期間の普通運賃が約50％offとなるので、普通運賃の半額で購入出来る航空券だと思ってください。
半額と聞くと、とてもお得に感じますが、日本航空のウルトラ先得・全日空のSUPERVALUE 75などは割引き率60％～90％などの路線もあるので、最安で購入出来る運賃ではありません。
また、株主割引で購入出来る座席数には限りがあるので、正直言えば株主割引を使う機会は無いかも知れません。
それでも、株主割引きには安く購入出来る以外のメリットがあります。
まず、先得系運賃は予約便の変更が出来ませんが、株主割引運賃は予約の変更が無手数料で可能です。例えば、予定が変わる可能性がある時は、株主割引で購入しておくと良いですね。（先述したように座席数に限りがあるので、必ず変更出来る訳ではありませんが･･･）
また、マイルや航空会社の上級会員認定に必要なポイントが、先得と比べて400ポイント上乗せされるので、うまく使うと効率よくポイントが貯められると思います。
予約方法
さっそく株主優待券を利用して飛行機の予約をしてみましょう。
今回は私が実際に金券ショップで購入した株主優待券を使って、日本航空ホームページからの予約方法を解説します。
といっても予約の方法はとっても簡単で、運賃選択時に株主割引きを選択して通常通り予約するだけです。株主割引の項目は右へスクロールしないと出てきません。また、株主割引が満席表示となっている場合は、株主割引で予約出来る座席数がが完売している状態です。
予約後は、株主割引発見用コードを登録する必要がありますので忘れずにその操作をしましょう。
入力するのはココです。
割引コードは、株主優待券にある発券用コードの部分の銀を剥がすと出てきます。
10円硬貨などで軽くこするだけで、古い肌の角質が落ちるようにボロボロ剥がれます(￣∇￣)
あまりないと思いますが、金券ショップで買った株主割引き券や、誰かから譲って貰った券の銀部分が剥がされていた場合、そのコードは既に使用済みの可能性もあるので注意してください。
ちなみに、格安航空券購入サイトとして知られるエアトリは、優待券を持っていなくても株主割引で購入が出来ます！
ただし、エアトリで株主割引運賃を予約する場合は、株主優待券仕入れ手数料が加算されます。街中の金券ショップで株主優待券を購入する方が安いこともありますが、金券ショップが近くに無い、金券ショップに行く時間が無い方はエアトリも活用してみてください。
以上、株主割引の予約方法でした。
株主割引券は飛行機に搭乗する時に提示したりする必要はないので、予約が終わったら後は不要です。もしキャンセルした場合は新しい割引きコードがもらえます。
馴染み無いかもしれませんが、ぜひ株主割引券を有効活用して、お得な旅行をお楽しみください！
最後までお読みいただきありがとうございました☆
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