7月某日、札幌の友人を訪ねる予定の妻からの相談。
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妻:「今週末札幌行く時ね、富良野に行きたいんだけど日帰りで行けるかな?」
私:「うーん、日帰りかぁ・・・。レンタカーで札幌から日帰りしたことあるけど、長距離運転疲れたし、オススメはしないかな」
妻:「じゃあ、列車で行けない?ラベンダーエクスプレスって走ってないの?」
私:「ラベンダーエクスプレス!(乗ったことないし、どんなものか体験して欲しいな・・・久しぶりにブログにも出来そうだし・・・)」
私:「よし、往復の交通手段は調べるからせっかくだし行っておいで!そのかわり、写真多めに撮ってきて欲しい。ブログネタにしたいです・・・!」
妻:「わかったよ~」
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こうして、妻の旅行記を私が代筆する形で久しぶりにブログを書くことになりました。
例年、7月の富良野はラベンダーの見頃を迎え、私もツアーの添乗や、プライベートで何度も訪れましたが、見応えありのベストシーズンです!
現地での観光は妻に任せて送り出したのですが、果たして、どのような旅行になったのでしょうか?
富良野へはJR利用がオススメ
今回は、期間限定運行の観光列車「フラノラベンダーエクスプレス」を利用します。
元々、フラノラベンダーエクスプレスという名前の観光列車はありましたが、2021年からは、261系という列車をリニューアルし、フラノラベンダーエクスプレスの運行にあてがわれています。
近年は観光列車ブームもあり、JR北海道も頑張っています!
ちなみに、以前運行にあたっていた車両は、キハ183系気動車の観光列車「クリスタルエクスプレス」と「ノースレインボーエクスプレス」でした。
(ちょっと見た目古いですかね・・・)
ラベンダーエクスプレスはありがたい列車です!
札幌から富良野へJRで行く場合、最も短い経路は滝川で富良野行きに乗り換えです。
しかし、滝川―富良野間は各駅停車のみの運行&本数が少ないので、時間を有効に使うには、工夫が必要です。
その点、ラベンダーエクスプレスは乗り換え不要で、富良野の日帰り旅行もできるような時間設定なのが嬉しいですよね。
札幌発 7:53 →→→ 富良野着 9:49
富良野発 16:51 →→→ 札幌着 18:50
朝は早起きかもしれませんが、列車内で仮眠しながら移動出来ますし、札幌着も早めなので夜の札幌を楽しむのも問題ない時間ですね。
しかも、滞在時間は約6時間、日帰り観光にもぴったりです。
ラベンダーエクスプレスに乗るならこのきっぷがオススメ
フラノラベンダーエクスプレスに乗るなら、ふらの・びえいフリーきっぷがオススメです。
札幌からフリーエリア間の往復自由席特急券と、フリーエリア内の乗り降り自由きっぷがセットになったお得なきっぷです。
指定席券を別途購入することで指定席の利用も可能です。
有効期間は4日間なので、日帰りに限らず、富良野を拠点に旭川や美瑛を周遊する予定の方にもオススメです。
当日購入も可能なのでこれから旅行の方もご安心ください。
札幌駅から出発!
さて、今回はラベンダーエクスプレスの自由席に乗車します。
休日なので札幌駅の3番線ホームへ早めに上がり、入線を待っていたそうです。
JR北海道お馴染みのドア位置案内
座席は腰当てのクッションもありまして
座席の下にコンセントがありました。全席完備&フリーWi-Fiなんですって。
スマホで観光情報を調べながら列車旅が出来るのは良いですね~
富良野到着~ファーム富田へ
ラベンダーエクスプレスから降りて車両もしっかり撮影してくれました。
見た目も素敵です。
その後はフリーきっぷを使って中富良野駅へ!
中富良野駅からは15分ほど歩いてファーム富田へ向かいました。
ファーム富田へ向かう道路は渋滞していて、タクシーもバスもなかなか動かなかったようで、歩くのが良いだろうということでした。
本当は、ノロッコ号に乗ってラベンダー畑駅に行って欲しかったのですが、ノロッコ号との接続が悪く、今回は見送りとなりました・・・(T_T)
ファーム富田の花は今年も見頃で、ラベンダーの他、沢山の花が綺麗に咲いていたそうです。
途中休憩で食べたラベンダーとメロンのミックスソフトクリーム
北海道らしい組み合わせですね
カンパーナ六花亭とジンギスカン白樺へ
ファーム富田観光後は、タクシーでカンパーナ六花亭へタクシーで移動しました
料金は2,700円 程だったそうです。
六花亭といえば、マルセイバターサンドの製造・販売しているのでご存じの方も多いと思います。
北海道といえば、サッポロクラシックですよね!
昼食後は富良野駅までタクシーで移動し、料金は1,180円だったそうです。
富良野市ぶどう果樹研究所
しれっとジンギスカン食べたように書きましたが、実際は、席へ案内されるまでかなり待ちの人がいたそうで、富良野市ぶどう果樹研究所へ行き、ワインの試飲をして待っていたそうです。
富良野市ぶどう果樹研究所では、ふらのワインの製造や販売をしています。
ジンギスカン白樺から果樹研究所までは歩いて15分ほどだったそうです。
旅行を終えて
旅行から返ってきた感想を聞くと、
列車は指定席も自由席も満席で、旅行する人は多かったそうです。
旅行先の各施設では感染対策をとっており、厳しい状況ながらも必死に営業している観光地の様子を垣間見ることが出来ました。
はやく気兼ねなく旅行が出来る日々が来ることを願ってやみません。
いつもと違う紹介の仕方となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
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