マニアックな方々には良く知られている芝山鉄道線の東成田駅を訪問しました。
今は京成とJRの空港アクセス線があるので、成田空港へ向かう人を輸送するその役目を終えたようにも思えますが、今も稼働している駅です。
よく廃墟駅などと言われるのですが、どんな場所か自分の目で見てきました。
いざ東成田へ!
今回は京成成田駅から出発しました。
成田空港へ向かう方は空港第2ビルへ向かうのが主流の中、今回は東成田行きの列車へ乗ります。
休日の夕刻でしたが人があまり乗っていません・・・
自分が本流から逸れた行為をしているような気がして変にわくわくしました
到着して見た景色
到着したホームがこちら
既になんとも言えない寂しさを感じます
現在ホーム1つのみ稼働していて、奥に見えるホームは利用出来ません
反対側ホームをよーく見てみると「なりたくうこう」の駅名がありました
駅構内図をみると非常にシンプルな作りになっています
ちなみに東成田から先は芝山鉄道線になりますが、日本一短い鉄道路線として知られています
エスカレーターがあったので改札階へ上がります
天井、壁、床・・・全てが時代を物語るような色合いですが、遠くに自動改札機があります
改札を出ると広い空間がありますが、左側には以前もっと広かったであろうエリアがありました
フェンス越しにこんな空間が広がっていました
ラッチのようなものが見られたりホーム階に降りるための階段があります
トイレ近くのフェンスにはコーヒーショップが
改札の横には京成電鉄がすぐにアクセス線を作ったことや、それに合わせて
スカイライナーを新造したことなど紹介されていました。
成田空港まで行ってみた
成田空港駅だったというだけあって、実際に成田空港まで行けるわけです
500メートルも続く連絡通路です
通路はこんな様子
スーツケースを引いて歩ける様に?坂はなだらかでした
100メートル地点
途中直角に曲がってもまだ続く連絡通路
200メートル地点
ひたすら歩いていたら400メートル地点まで来ました
見所と思われるものはなかったので無心で歩きました
そして空港ビルに到着・・・!
振り返ると芝山鉄道線への乗り換え案内があります
一応京成線にもいけますが、空港第2ビル駅から直接乗った方が便利なので、ここから京成線に乗って帰宅した私は異端者だったと思います。
訪問してみて
廃墟と言われつつも現役の空港最寄り駅として機能していました。
また、今回は紹介しませんでしたが、成田空港で働く方向けの関係者出入り口もあり、旅客運輸よりも、通勤での利用がメインかと思いました。
京成電鉄発表の乗降者数で見ると2020年度は1500名ほどいたそうです。
https://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/accessj/people_top.html
空港に行く際にわざわざ使う程ではありませんが、一度訪れてみると面白い場所だと思います。
この後は成田空港の展望デッキで飛行機の撮影をしました
最後までお読みいただきございました!