先日、東成田駅を訪問しました。
廃墟駅なんて聞いていましたが、なかなか味のある場所で「利用客数一番少ないんだろうな~」と思いながら調べてみたら、なんと東成田より利用客数が少ない大佐倉駅があることを知りました。
どんな場所か気になり、実際に訪れた時の様子をお伝えします。
東成田駅についてはこちらの記事で紹介しました。
大佐倉駅について
京成電鉄が公表している利用客数を見るとこの駅の利用人数が一番少ないことが誰にでもわかります。
以下は2020年度の駅別1日平均乗降人員のPDFです。
https://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/2020_ks_joukou.pdf
これによると、以前訪れた東成田駅は66位です。
67位に成田湯川駅、68位に印旛日本医大駅、そして69位に大佐倉駅となっています。
この順位は2020年度に限らず、2018年、2019年も同じです。
※公式に注意書きがあるのですが、印旛日本医大駅はアクセス特急のみのカウントのため、実際にはもう少し上位かも知れませんね。
公式HPでも利用客数が一番少ない駅と紹介されています。
大佐倉駅で降りてみた
ホームの端から駅全体を撮影
降りて最初の感想は、「田舎!」
そんなに需要ある?と思わず思ってしまいます。
なんと自動券売機もあります。
当然、自動改札なのでICカード利用もOKです!
上り方面のホームには改札内の踏切を通って渡ります。
改札の外に出ました。
車2台がギリギリ?すれ違えるくらいの細い道が多く、数軒の住宅があります。
駅周辺を散策してみた
大佐倉駅に名所・旧跡紹介がありましたので、巡ってみることにしました。
目的地は将門口ノ宮神社と、本佐倉城跡です。
駅を出発して神社へ向かいます。
ココを右に進んだのですが、やや薄暗い道で本当に合っているか不安になりました。
約10分ほどで神社へ到着
歴史について紹介された看板があると理解が深まりますね。
こちらは鞠?を踏んでいますね
神社を後にし、次は佐倉城跡に向かいます。
グーグルマップの導きに従って行き着いた道はこちら。
え、ほんとに大丈夫?と思わず声が出ました。
写真だとわかりにくいですが、かなり坂道です。
希にグーグルマップの道案内で通れない道案内されることありますが、今回は問題ないのか?疑いながら進みます。
少し進むと、トトロと会えそうな森のトンネルに当たりました。
正直今回の旅は打ち切ろうかと思うくらいびびりました。
(ココが今回のブログのピークです・・・)
それでも、ここまで来て返るのはもったいないので進むことにしました。
進むと完全なる林道になったのですが、途中の分岐点で衝撃的な光景に出会います。
いやいや、もう道といえる道が無いですよ。
この道を進めたら城跡まで近道のようでしたが、これは無理です。
閉ざされた道とは別の道を進むと、急に景色が開けました。
到着しました本佐倉城跡!
周辺は印旛沼が広がっていたんでしょうね~
なぜこの台地が残っていたのか気になります。
等高線地図はこうなっているようです。荒上地区とテッセイ山の間の道を歩いてきたことになります。
跡地の敷地に入れるようなのでもう少し歩き続けます。
整備されてますね!
トイレと案内所、駐車場もありました。
また山道上ります。この看板は家紋ですかね
ここが城跡らしいです
遺構も何もありませんでした・・・
うーん、草原しかない!
ビューポイントなる場所に行くと、田んぼと京成本線が一望出来ます。
最後は駅に向かって田んぼの間を歩きます。
向日葵がキレイでした
夏のちょっとした思い出作りにぴったりな冒険の日になりました。
終わりに
トータルで約3時間の滞在でしたが、行きと帰りで一緒に駅を利用した人は私以外に3名いました。
駅から降りて周辺観光も出来ますが、ちょっとアクセスに難ありかと思いました。
利用客数が一番少ないというのも現地を訪れて納得しました。
密を避けた旅行としてはこういう人気が無い場所に注目して行くのも良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。