緊急事態宣言の解除後は、人の移動制限が段階的に緩和されるでしょう。
となると、レジャーとしての移動=旅行も出来るようになるはずです。
このブログをご覧の方はおそらく旅行好きの方で、いつから旅行が出来るかとやきもきしているかと思いますが、焦って予約をする前に注意して欲しいことを、私なりにお伝えしたいと思います。
いつからの旅行の予約が出来るか?
結論から言えば、旅行の予約は特に制限されていません。
緊急事態宣言中も新規の旅行予約自体は可能でした。
なので夏休み(今年はあるのか定かではありませんが・・・)や、本来であればオリンピック期間中の休み、秋の連休や年末年始の予約も今から可能です。
参考までに、旅行に必要なものの予約可能日の目安を以下にまとめます。
旅館・ホテルは宿泊日の1年前
鉄道の指定席は乗車日の1ヶ月前(えきねっとでの受付は1ヶ月と1週間前)
バス・船舶は2ヶ月前、あるいは1ヶ月前
一例ですので詳しくは各施設に確認してください。
取消料はどうなるか?
このブログでは何度か言及しているのですが、旅行のトラブルで最も多いのは取消料についてです。そのため、これから予約をする方は、取消料がどうなるかよく確認してください。
新型コロナウイルス感染が日本で広まり始めた2月中旬頃は、コロナウイルスに感染するのを避けるための旅行取りやめであっても、旅行業法や約款上は自己都合での取消のため、通常通り取消料を支払いしての取消になるとのことで多くのトラブルが全国で発生したと業界内で聞きました。
おさらいですが、取消(旅行契約の解除)とは、「旅行者はいつでも所定の取消料を払うことで旅行契約の解除が出来る。」となっているため、基本は取消料(=違約金)がかかるという考え方です。しかし、旅行会社の企画商品は「取消料は出発何日前から○○円です。」となっているため、×月○日までなら取消料がかからないという猶予があるのです。
その後、緊急事態宣言や、テーマパークの休園、鉄道・航空会社の無手数料払い戻しの実施を受けて旅行会社も取消料免除の対応を決め現在に至りました。
取消料免除の特別対応は、感染拡大の状況を踏まえて少しずつ延長されてきたのですが、これがいつの分まで延長され続けるかは各社の判断よります。
もしかすると、緊急事態宣言解除の翌日以降分からは取消料が通常通りかかるとなるかも知れません。「とりあえず予約して様子を見よう」と考えていても、取消料免除対象にならない期間が発生するかもしれませんので、あまりにも日にちが近い旅行の予約を急いでするのは得策では無いと思います。
コロナと取消料についてはこちらもどうぞ
新規予約をするなら心構えを!
おそらく、緊急事態宣言解除後に自粛疲れから一時的に旅行者が全国で一斉に動き出す瞬間があると思います。それにより再び感染拡大となり、予定通りの旅行が出来なくなる可能性もあります。
その場合は、取消料免除にならないかもしれませんし、なったとしても出発の前日に決まるなどする可能性もあります。
旅行の予定を立てる方は今一度、以下のことを考えて欲しいです。
・緊急事態宣言が解かれた=感染収束では無い。
・今回の旅行は、不要不急の旅行に当たらないか。
・旅行の目的は何か?(親族訪問、出張、イベント参加、テーマパーク)
・万が一、感染が拡がった場合は旅行を中止しなくてはならない可能性もある。
・旅行中止の場合は、例えコロナ関連であっても取消料がかかることがある。
・旅先では、旅行でなすべき目的以外の移動や人との接触をなるべく避ける。
・公共交通機関の利用時はマスクの着用やピーク時の利用を控える。
最後に
私は専門家ではありませんので、偉そうなことは言えませんがコロナ収束後の旅行はコロナ発生前と同じ旅行にならないと考えています。
上記の様な物差しで、安全で楽しい旅行とは何かを一緒に考え、皆様に提供していきたいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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