今回はGOTOトラベルキャンペーンの中でも地域共通クーポンについての解説をします。
9/8 公式HPの更新内容を追記修正しました。
旅行会社で働く私にもあまり情報が伝わってこず、困っていたのですが、各地で地域共通クーポンの説明会が行われたらしく、その説明会の内容をまた聞きしたことを基に、現在わかっていることをご紹介します。
なお、説明会では現在の予定のため変更になることがあると何度も言われていたようなので、今回の解説も後日詳細がわかった後、皆様に随時お伝えしようと思います。
地域共通クーポンとは
地域共通クーポンは、観光庁内のGOTOトラベル事務局が発行する商品券です。
既に旅行代金の値引き補助は開始していますが、旅行先での消費活動を促すことで、より多くの経済効果を生み出そうと考えられたものです。
地域共通クーポンの利用は、9月1日以降観光庁からの発表を待って開始予定ですが、具体的な開始時期は未定です。
10月1日開始の旅行から開始と発表されました!
当初は9月1日からと発表されていたと記憶していますが、(いつの間にか消えた?)きっと見間違えていたのだと思います。
クーポンは2種類
地域共通クーポンは、スマホやタブレットを使って利用する電子クーポンと、紙クーポンの2種類の発行が予定されています。
電子クーポンは、店舗に置いてあるQRコードを読み取りして利用するようなので、PayPayなどを想定すると分かりやすいでしょうか。
一方、紙クーポンは、JCBや日専連発行の商品券と同じようなものを想定しているそうです。
電子クーポンと紙クーポンの違い
どちらのクーポンも、利用可能店舗や商品の違いはありませんが、受取方法と、利用方法が異なります。
受け取り方法について
電子クーポンはヤフートラベル、じゃらん、楽天トラベルといった予約サイトから予約した場合に、電子クーポン発行サイトへアクセスし、予約サイトから通知される予約番号等を入力することで利用できます。
クーポン発行サイトはまだ公開されていませんが、1,000円、2,000円、5,000円の3パターンで発行出来るようです。
例えば、クーポン総額が6,000円の場合、1,000円と5,000円に分けて使う想定のようですが、これは、6,000円分の飲食をした時に、電子クーポンが1,000円だけだと6回QRの読み取りをしなければなりませんが、5,000円と1,000円なら2回で済むので、利便性を考えたのだと思います。
(´-`).。oO(じゃあ任意の額で発行出来るようにすれば?と思うのですが、地域共通クーポンはお釣りが出ないので任意の額で発行は出来ないようにしたのだと推察しています。)
ただし、予約サイトによっては宿泊施設チェックイン時に紙クーポンで渡すこともあるようです。
これは旅行者が任意に選ぶのではなく、予約サイト毎に異なるようなので、利用する予約サイトをよく確認しましょう。
一方、紙クーポンは①旅行会社の店舗で予約した場合や、②宿泊施設に直接予約した場合に貰えます。
逆に言えば、この2つのパターンは電子クーポンでの受取は出来ません。
電子クーポンの代替品がある?
9/8に公開されたクーポンの取扱要領をみると、地域共通クーポンに代わるものとして、独自のクーポンやポイントで代替する方法があるとの記載があります。
①旅行会社や地方公共団体などが発行する独自のポイントやクーポンであって、②地域共通クーポンと同様の機能を有するものとしてあらかじめ事務局が承認したものについては、地域共通クーポンに代えて旅行者に付与することが出来る。
この場合想定されるのは、ヤフートラベルではTポイントやPayPayボーナス、楽天トラベルでは楽天ポイント、じゃらんではPONTAポイントなどなどが考えられるのですが、こういったポイントは旅行期間にあわせた期間限定ポイントに設定しなければ、旅行先以外の場所でも使えてしまうので運用が難しいと思います。
また、地方公共団体発行のポイントやクーポンは、商店街単位、市町村単位、都道府県単位など、どの利用範囲なら旅先の消費に貢献するとして事務局が承認するか想像つきません。
少し大々的に書きましたが、この例はあまり多くないと思います。
とはいえ申込みの旅行会社などによってはこうした代替制度になることもあり得るのでご承知ください。
受け取りのタイミングについて
また、電子クーポンと紙クーポンは受取のタイミングが異なります。
旅行会社利用の場合は、旅行会社店舗で出発前に旅行に必要なチケット類と一緒に受け取ります。
また、宿泊施設に直接予約の場合は、宿泊施設施設にチェックイン時に貰えます。
チェックイン時に受取だと、チェックイン前に、観光地で食べるお昼ご飯代に使おうとする人は不便です。早めに宿に行って受取は出来るのか?というと、これは不可のようです。
地域クーポンだけ受け取って、予約をキャンセルするといった不正利用の防止観点から認められないのでしょう。
一方、電子クーポンは旅行当日の15時以降にクーポン発行サイトで受取り出来ます。
これも、宿泊施設の多くはチェックインが15時からなので、午前中に電子クーポンを受取り、予約をキャンセルするといった不正を防止するためと思われます。
日帰り旅行に関しては、旅行当日の12時以降となります。
これらをまとめて考えると、
・ヤフートラベルやじゃらんなどでWEB予約をすると電子クーポンで貰えるが、チェックイン時に紙クーポンになる可能性もある。
・電子クーポン、又は宿泊施設で紙クーポン受取の場合は、15時以降まで貰えないので利用出来る機会が減る。
といった問題があります。
問題という程の問題かはそれぞれの捉え方ですが…
なので、地域共通クーポンの受取は紙か?電子か?を予約サイト毎に早めに発表して貰えると助かりますね。
何に使えるの?
まだどのようなお店で利用出来るかはっきりしていませんが、飲食店、アクティビティ、交通機関など対象となりうる施設は幅広くなるようです。
例えば、観光地での昼食代に使ったり、水族館や美術館の入場料の支払いに使ったり、お土産品の購入などに使えることが想定されます。
宿泊先のホテルがクーポンの利用箇所に登録されていれば、追加注文した料理や飲み物代をクーポン券で支払うことも出来るそうです。
旅行代金を宿泊施設で支払う場合ですが、宿泊料金そのものの支払いに地域クーポンを使うことは出来ないので、何が宿泊料金に含まれ、何が別料金になるのか確認しましょう。
その他、ガソリンスタンドが対象となれば、マイカーやレンタカーの給油にも使えますし、バスや鉄道会社が対象になれば、周遊切符を購入して地域を観光する時にも利用できます。
スーパーやコンビニが対象になれば、旅行から帰ら前に、夕飯のおかずや食料品を買って帰るなんてことも出来ますね!
利用可能店舗の詳細は公式HPにて確認出来ます。
どこで使えるのか?
旅行先の消費を活性化させる目的のため、宿泊をともなう旅行を申込みの場合は、宿泊先の都道府県とその隣接する都道府県で利用出来ます。
大阪に宿泊する場合は、宿泊地の大阪はもちろん、隣接する京都、兵庫、奈良、和歌山でも利用出来ます。
逆に言えば、旅行先での利用が想定されているので、旅行先とその隣接県以外では使えません。
気になるのは、北海道と青森、沖縄と鹿児島など海を挟んで隣接する場合ですが、この2つはOKだそうです。
その他鉄道や短距離の航路で接続されていれば隣接都道府県とみなすそうです。
例えば、長崎と福岡は陸路は隣接していませんが、博多~五島の航路があるので隣接県となります。
利用期限は?
旅行先での消費を活性化するものなので、旅行期間中に限って利用出来ます。
例えば、10月1日からの一泊二日の旅行なら、10月2日の内に使い切らないといけません。
使い切れず余ったクーポンを有効期間外に持ち越すことは出来ません。
また返金・換金・転売・譲渡は出来ないので、勿体ぶらずどんどん使いましょう!
旅行をキャンセルする場合は?
万が一、急な体調不良や急用のために旅行をキャンセルする場合、既に地域共通クーポンを受け取っている場合は返却しなければなりません。
電子クーポンは、旅行当日の15時にならないと利用出来ないので、該当者は少ないと思いますが、注意が必要なのは旅行会社で出発前に紙クーポンを受取済みの時です。
旅行に行けなくなったからチケット類も不要だろうと、紙クーポンを廃棄してはいけません。必ず申込みをした旅行会社へ返却をしてください。
破棄して返却が出来ない場合も含め、返却されない場合は、旅行会社又はGOTOトラベル事務局からクーポン券額分の請求をされます。
最後に
今わかっていることから推測すると、地域共通クーポンの9月1日開始は見込めないと思います。
なぜなら、GOTOトラベルキャンペーンの地域共通クーポン取扱店の募集がまだ正式に始まっていないそうです。
実際、公式ホームページでは募集ページは8/25時点ではまだ公開されていません。
利用店舗の募集は9/8から開始されました!
随時利用可能箇所が増えていくようなので、10月1日時点でどれだけの場所で利用出来るか注目です!
私の予想では、9月の連休前には使えるようになると思っています。
(´-`).。oO(7月22日からの連休に合わせて割引だけ先行して始めたので、今回も連休に使えるようにして少しでも高い効果を生み出したいのだと思います。)
多くの情報が後出しで行き当たりばったり感が多く、私は一貫してgotoトラベルに対してずっと疑問を持ち続けていますが、やるからには事業の内容は理解したうえで皆さまに案内したいと思います。
皆様にお願いしたいのは、「お得になるから今のうちに旅行しよう!」と飛びつかず、どうすれば安心して旅行を楽しめるかを考えての行動です。
また、旅行先では感染拡大防止への協力と、自分が貰わない・うつさないに注意して楽しんで欲しいです。
一人一人の意識と行動が変われば、感染拡大防止と旅行は両立出来ると思うので、コロナ時代の新しい旅行の楽しみ方を一緒に模索していきましょう!
旅行の際には旅行者向け公式サイト内の旅のエチケットをご確認ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
traveladviser-tabiodori.com