県をまたぐ移動の制限緩和がされた6月某日、佐賀にある唐津シーサイドホテルに泊まってきました。
観光地として魅力あふれる九州の中にあっても、「佐賀へ行きたい」というお客さんは少なく、イマイチ人気がない印象です。
佐賀の皆さま失礼をお許しください…
そんな佐賀のイメージを覆すような素晴らしいホテルが唐津にありましたので今回泊まってまいりました!
なお、佐賀は初めて訪れたのですが、コロナ禍の旅行でしたので、終始ホテル内におりました。そのぶん、ホテル情報満載でお届けしますので最後までお楽しみくださいませ!
ホテル概要
佐賀県の唐津市にあり、唐津湾を望む全室オーシャンビューのリゾートホテルです。ホテル前にはビーチがあり、日本三大松原として知られる虹の松原がホテルに隣接しているので、海水浴も森林浴も楽しめる好立地です。
立地の良さのみにとどまらず、プール・温泉・サウナ・スパなどのリラクゼーション設備も充実し、佐賀の食材にこだわった料理が楽しめるのも人気の理由です。
ホテルの運営は化粧品やサプリメントの製造販売で知られるDHCで、室内のアメニティや、ドリンク類はDHC製のものが用意されています。
アクセス
9~18時の間で希望の時間に合わせて運行してくれるので、鉄道利用の場合は列車の時間に合わせて利用出来るので便利です。
福岡空港から西唐津駅までは、筑肥線直通の地下鉄空港線で1時間30分ほどです。
ちなみに、佐賀空港からはバスと鉄道を乗り継いで約2時間ですので、唐津へのアクセスは福岡空港の方が便利かと思います。
西唐津駅からホテル方面を望む
右奥に見えるのが虹の松原で、写真では見えませんが松原の奥にホテルがあります。
客室について
客室は西館と東館に分かれており、和室・洋室・和洋室とバラエティーに富んだタイプがあります。
唐津シーサイドホテルは全室オーシャンビューですので、眺望で悩む必要はありません。そのため、予算や過ごし方にあわせて宿泊する館を選ぶと良いでしょう。
リーズナブルな西館の外観
新築された東館の外観
西館は和室・洋室・和洋室の全てのタイプがあり、呼子のイカや佐賀牛など、地元食材を利用した和食膳の夕・朝食が人気です。
後述する東館に比べるとリーズナブルで、朝食付、素泊まりも可能なのでカジュアルに泊まりたい方にオススメです。
ヤフートラベルで調べると、平日宿泊の2食付プランで定価1人21,000円〜でした。
10%割引対象の方は2万円を切りますね!
一方の東館は、2019年12月にオープンした、いわゆる新館です。
東館の宿泊者限定の大浴場、スパ、サウナなどがあり、リゾートホテルらしい過ごし方をするなら東館がおススメです。
宿泊した部屋の紹介
今回は東館のクラブラグジュアリーツインルームに宿泊しました。
実際の写真で部屋の詳細を紹介します。
ラグジュアリーツインのお部屋は広さ62平米
部屋に入ってすぐがこちら
スイートではないので、寝室とリビングは一緒です。62平米はバスルームやバルコニー含めての広さですが、それでも十分に広さが感じられる部屋です。
ツインベッドは横幅140センチと一台だけでも広め
ベッド横には照明のスイッチとコンセント、USBポートがあります。
ベッドに腰掛けると大きな窓から海が見えます
バス・トイレ・洗面台の水回りは3点独立
洗面台は2台あるので、女性同士の宿泊でも使いやすいと思います。
脱衣所としても使えるようにカーテンもあります
DHCのアメニティが並びます
歯ブラシと歯磨き粉もDHCあるなんて知りませんでした!
ウォシュレット付き自動開閉蓋の綺麗なトイレです。
お風呂はオーシャンビューのバスタブ付き
お風呂は客室側からも見えてしまうのですが…
海側も部屋側もロールカーテンを降ろせるので安心です。
広いバルコニーは眺望抜群!虹の松原も綺麗に見えます
翌日は晴れて、ハワイのような(?)美しい景色が見られました。
料金と予約サイトについて
残念ながら、当ブログおススメのヤフートラベルでは、クラブラグジュアリーツインの取り扱いをしていません!
ヤフートラベルでは通常のラグジュアリーツインまでの扱いになっています。
いくつかの予約サイトを見て回ると、クラブラグジュアリーツインはホテル公式サイト、じゃらん、楽天、JTB、日本旅行で取り扱いを確認しました。
料金は、私が宿泊した平日の二食付きで、公式サイト、じゃらん、楽天トラベルで53,900円、JTBでは47,800円、日本旅行で41,500円と、日本旅行が最安でした。
日本旅行は宿泊のみの予約だけでなく、JRパック・飛行機パックもありますので、出発地から佐賀までの交通手段も一緒に予約が出来ます!
ラウンジ
クラブラウンジは東館最上階の8階にあり、15時のチェックインから23時までと、翌朝6時半から10時までが利用出来ます。
クラブラグジュアリーツインは、ラウンジへのアクセス付きの客室ですので、チェックイン後すぐにお邪魔させていただきました。
ラウンジ入口は専用カードキーを使わないと入れません。
カードキーは客室用(右)と、ラウンジ用(左)が分かれています
ラウンジは座席数も多く、海側の大きな窓は客室とはまた違う時間を楽しませてくれます。
フリードリンクとスナック類が並びます
コーヒー紅茶類
コーヒーマシンで飲める種類が豊富
スナックは定番のナッツ類です。
ソフトドリンク、ワイン、リキュール類も
左から白ワイン、梅酒、日本酒2種と並びます。
1番右の青い瓶の日本酒はDHCが新潟の酒蔵で作っているそうです。
新潟のお酒にしては、キリッとした辛さ控えめで、やや甘めでした。
クーラーの中の飲み物は、グラスの絵がある右のボタンを押すと一定量が出る。ボトルの絵の左のボタンは押した分だけ出ます。
冷えたグラスと、炭酸系ソフトドリンク類
ビールサーバーもあるのでお風呂上がりに飲むのも良いですね!
焼酎も2種類あり
シャンパンもありました。
昇っていく泡をうまく撮れず…やはり慣れないことはすべきでないのでしょうか(苦笑)
15時から17時の間のアフターヌーンタイムは、アフターヌーンティーセットが用意されます。
サンドウィッチとサラダ
ワッフルとカットフルーツ
右から杏ジャム、ヨーグルトソース、ハチミツ
マカロン、チョコレート、マロンケーキ、マンゴープリン
このセットは、ラウンジ入室時に作るか確認され、基本1人1台用意されます。
それなりの量があるので、アフターヌーンを楽しむなら15時にチェックイン後すぐラウンジへ向かい、夕食は19時以降にすると良いと思います。
私はこれを見越して、昼食を控えめにし、チェックイン時に夕食の時間を19時からでお願いしました。
ちなみに、ラウンジではディナーや朝食もいただけるのですが、並ぶ品は通常のレストランとほとんど同じだそうです。
東館宿者は、基本的に1階のレストランで夕朝食共にバイキングですが、レストランと比べてラウンジはカウンターが狭いので、並ぶ品数は少なくなります。
なので、ゆったり食事をしたいならラウンジを利用し、品数沢山あった方が良ければレストランの利用が良いでしょう。
レストラン
1階にあるレストラン月波楼にて夕朝食バイキングです。ラウンジは品数が少なくなるとのことですので、今回はレストランを利用しました。
お茶やオレンジジュースなどは無料で飲めます
サラダコーナー
コロナ対策のためか、小皿に用意されている料理が多いですが、色んなものを少しずつ食べるバイキングならではの楽しみは損なわれていません。
佐賀のお米は初めていただきました。
夕食は目の前で握っていただくお寿司と、お刺身がありました!
一通り握っていただきました!どれも絶品!
イカのお造りもいただきましたが歯応え良し!九州ならではの甘めの醤油とも合います!
他に鉄板焼きコーナーと天ぷらがあり、あげたての天ぷらと
骨付きポークカルビもいただきました!
左下からローストビーフとウニ、イカ墨コロッケ、サザエの香草焼き、イカシュウマイ、鰆と新タマネギのキッシュをチョイス
どれも美味しかったです!
デザートコーナーも品数多いです
ジェラートが沢山あり
パティシエオススメのオリーブオイルとジェラートプレートを作っていただきました。
朝食は天ぷらコーナーがさつま揚げコーナーになり、揚げたてのさつま揚げをいただきました!
鉄板焼きコーナーは卵料理コーナーになっていたので、明太子とチーズのオムレツをいただきました!
そして、朝食で最も楽しみにしていたからつ茶漬です!
白米の上に、漬けにされたお刺身と薬味をのせ、お出汁をかけていただきます。
ごまだれ、醤油、お出汁それぞれのうま味が調和し、朝から2杯食べてしまう程の美味しさでした!
海を眺められるレストランなので、眺めも楽しめます
月波楼の隣には、海が眺められる鉄板焼きレストランがあります。こちらで夕食をいただくプランもありました。
温泉
ホテルの温泉は、西館と東館それぞれに男女別の大浴場があります。
東館の大浴場は東館宿泊者のみ利用可能です。
なお、日帰り入浴は西館のみ受付しています。
今回は東館の利用でしたので東館の温泉とスパ施設の紹介をします。
大浴場やサウナ、プール、スパの受付は東館の2階にあります。
大浴場は男女別に分かれていますが、真ん中の共用エリアとサウナ、専用エレベーターで上がる8階は、スイムウェア着用ゾーンとなっています。
ロッカールームや共用ゾーンに入る時は、専用リストバンドが無いと開かない扉で仕切られているのでセキュリティもバッチリです。
大浴場は内風呂と露天風呂とサウナがそれぞれあります。
ロッカールームには水が無料で置いてあるので、水分補給しながらサウナを楽しみましょう!
また、スパの順番が書かれたシートもあるので、これ見ながらサウナを巡りましょう
8階のルーフトップサーマルバスは眺望抜群!約36度の温泉のため、温水プールとはまた違うリラックスタイムが過ごせます。
スイムウェアがない方はレンタルできます。
運動着もあるので、ジムで体を動かしたい時も便利です。
プール
西館側に屋外プール、東館側には屋外プールと屋内プールがあります。
両方の違いを言うならば、東館側のプールの方が大人向けです。
こちら東館の屋外プール
プールサイドにデッキチェア等が並んでいます
シャワーもあるのでビーチから戻る時に砂も落とせます
ちなみに、部屋のバルコニーから見下ろすとこんな感じでした
西館側の屋外プールはこちら
写真は撮れなかったのですが、東館の屋内プールは深さ1.2メートルの楕円形でした。
屋外プールは梅雨時期だったこともあり、泳いでいる人はいませんでした。
ビーチ
ホテル前にはパブリックビーチがあります。
本格的な海開きは梅雨明けの7月中旬とのことで泳いでいる人はいませんでした。梅雨時期は流木が流れ着きやすいらしく、曇天なのも相まってさみしい風景になっていますが、毎年賑わうそうです。
ちなみに海水浴シーズンになると、清掃業者がビーチを綺麗に掃除してくれるそうです。
まとめ
実際に泊まってみて感じたことは
・オーシャンビューの眺望は沖縄にも負けない。
・新しくキレイなホテルなので気分が上がる。
・温泉とスパのリラクゼーションが至福。
・料理も美味しく、特にお寿司とお刺身が絶品。
といったところでしょうか。
また、ホテル周辺の観光地である虹の松原、唐津城、宝当神社など佐賀の中でも観光地が集まっていますし、日本各地から唐津までのアクセスも悪くありません。
正直、佐賀旅行をオススメする機会は無いと思っていたのですが、是非皆様も佐賀に遊びに行って欲しいですし、その際は唐津シーサイドホテルで楽しいホテル滞在をしていただければ嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!!
今回宿泊した唐津シーサイドホテルのクラブラグジュアリーツインの予約は日本旅行のサイトがオススメです
その他の客室はヤフートラベルなどの多く予約サイトでも扱っています
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