先日、とある宿泊施設の営業担当の方と地方誘客について盛り上がりました。
ホテルの営業担当の方と久しぶりにお会いし、小1時間ほどお話しました。
— たびおどり【旅行会社勤務のブロガー】 (@tabiodori) 2021年1月22日
テーマは「どうしたら地方へ誘客できるか?」
私はある地方空港同士の新規路線と、空港からの観光モデルルートを妄想で提案。かなり面白いですよ!と評価して頂いたのでいつかブログで発表しますね👌
今回は、この時盛り上がった旭川空港の新規路線案と、旭川空港を使った北海道観光のモデルコースについてご紹介します。
なぜ旭川空港?
旭川空港が選ばれたのは、旭川空港を拠点とした道北、道東、道央観光の活性化を考えてのことです。
広い北海道を観光する際、北海道の玄関口は新千歳空港ですが、旭川空港を活用することでより便利な北海道観光が実現出来ると以前から思っていました。
また、お会いしたホテルの営業の方が北海道・東北エリアの担当だったことも純粋な理由の1つです。
旭川空港の現状
意外と思われるかもしれませんが、旭川空港の国内船は定期便が羽田のみです。他は季節便として名古屋が運行されているだけで、離発着便が少ないのが現状です。
また、新千歳旭川は北海道の玄関口と言うなら、旭川空港は道北の玄関口としてのポテンシャルを持っていると思います。
仮に新千歳から旭川まで行くとなると、新千歳空港から旭川までは札幌ー旭川間を走る特急を利用しても3時間は移動時間をみた方が良いでしょう。
私の推測ですが、新千歳を越えて、旭川へ向かう場合の飛行時間は30分ほどしか変わらないかと思いますので、各地から旭川へ向かう場合は、本当なら直行便で向かった方が断然楽で早いはずです。
懸念されることとして、冬季の雪の影響が心配されますが、旭川空港は優れた除雪能力を有し、欠航便が少ないことでも知られています。
モデルコース
冒頭お話をしたホテルの営業担当の方と、旭川空港を利用した道央の人気観光地トマム・富良野を廻るコースを考えました。
コースは以下の通りです。
1日目
各地空港から新千歳空港へ。
ラフティングやカヌー、ピクニックやファーム体験といった北海道の自然を楽しむアクティビティを満喫し、宿泊はもちろん星野リゾートがオススメです。
2日目
春から秋の時期は、早起きしてトマムの名物「雲海テラス」もオススメ。
チェックアウト後、富良野へ。
富良野着後は、ラベンダー畑で有名なファーム富田などを観光。
十勝岳を望む客室と、テレビドラマの舞台にもなった風のガーデンが楽しめます。
3日目
ホテルチェックアウト後は美瑛へ。
色彩の丘など観光後、旭川空港へ。
空港着後、帰路へ。
です。
この行程は、大まかに作っているので、道中のゆとりは十分あり、寄り道観光もしやすいと思います。
唯一懸念することとしては、新千歳で借りたレンタカーを旭川空港で返却するため、乗り捨てる料金がかかることでしょうか。
モデルコースのポイント
まず注目したのが、新千歳から富良野へのアクセスの悪さです。
新千歳空港から富良野までは高速道路を利用して約2時間かかります。
鉄道利用の場合は札幌ー富良野間の特急列車が季節運行していますが、本数も少ないので運行時間に合わせて行程を考えなければなりません。
高速道路代もかからず、かつ移動時間が半分に短縮されるのは経済的だと思います。
以上の状況を考えると、新千歳~富良野~新千歳のルートは、移動時間がもったいないので、 発着のいずれかを旭川にするだけで自由度の高い富良野観光になります。
また、お客様からの問い合わせで、トマム、富良野、旭川のいずれかが組み合わせの候補になることが多いことから、新千歳空港~トマム~富良野~旭川と巡るコースで企画を作ると面白いのでは?と考えました。
最後に
さも斬新なことを口にしたかのような提案ですが、羽田空港利用の旅行ではよくあるコースだと思います。
羽田発ー新千歳着と、旭川発ー羽田着の便を組み合わせるだけですが、これを羽田以外の空港で出来るともっと旅行者の利便が高まるかと思いました。
行程に悩んでいる旅行者・旅行業者、新規路線に悩まれている航空会社様の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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南千歳ー新千歳空港は歩いてみても良いかも?